皆様こんにちは。
中川税理士事務所の喜浦です。

 

このメールは当事務所のスタッフと名刺交換して頂いた方々に送信しています。

 

めっきり春らしくなってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、今回は「企業経営情報レポート」
2014年2月『職場改善活動』のご案内です。

 

1.良い組織風土づくりが必要な理由

 

昨年の政権交代以降、景気は回復傾向にあります。
それを裏付けるデータとして、昨年、日経平均株価は16,000円を超えました。
さらに、景気動向を表す実質GDP成長率は、2013年7-9月期では、前期比+0.3%(年率換算+1.1%)と四半期連続のプラスにもなっています。

このようなデータが示すとおり、景気は着実に回復しており、その恩恵として大企業の業績は上向いてきています。

しかし、中小企業においては、まだ景気回復の実感が持てない経営者も多いという実態もあります。

一方、消費者ニーズにおいては、景気低迷期には、とにかく安い商品がもてはやされていましたが、景気回復に伴い、「プチ贅沢」などの言葉が示すように、ある特定の商品については、高額商品も売れるようになってきています。

 

このように景気回復により消費者ニーズは変革してきていますが、そのニーズに対応できずに既存商品・サービスや古い価値観にこだわり続けている企業は、景気回復の波に乗れずに業績が低迷したままの状況になってしまう可能性もあります。

 

 

2.社員の意識を変え、組織を変革させる活動ポイント

 

自社が変革していくために、まず最初に考えるべきことは、自社の組織風土を何のために変革を行うのかについて社内で共有することです。

その意義が共有化されないと、全社一体的な活動に支障をきたしてしまうからです。

変革の必要性の共有化は、危機感の共有とも言えます。
危機感の共有ができたら、次に自社の将来のあるべき姿を描きます。

その後、具体的に取り組むべき課題を設定し、目指す方向(ゴール)に向かって、社員全体で改善活動を展開していくことになります。

 

 
3.職場環境改善に有効となる5S活動の進め方

 

5S活動は、行動の習慣や意識にも影響を与えます。
また、問題箇所を捉えて対策をする過程で、改善マインドを育む効果もあるため、組織風土の変革にも効果が期待できます。5S活動によって、利益を生む、無駄がなくなるなど、大きな効果が期待できる活動であり、良い職場風土にもつながる活動です。

5S活動の目的を整理して説明しています。

 

 
4.自ら行動できる社員を育てるポイント

 

整理・整頓・清掃を通して、「おかしい」に気付かせ、そして、「何故そうなっているのか?」と原因を見つけて、
その原因を無くす行動につなげることは、別々に考えることはできません。

それは、「おかしい」を無くすためには、「行動」が欠かせず、行動することにより「おかしい」がなくなり、次の「おかしい」を見つける目が醸成でき、その「おかしい→行動」の繰り返しで、職場の「きれい」が維持できるようになるからです。

よって、「気付く」と「行動」を一体化させなければなりません。
経営者および管理者は、整理・整頓・清掃を通して「おかしい」に気付く教育を行い、その「おかしい」を無くす行動をさせることが求められます。

 

 

詳しくは下記URLをクリックください。
2014年2月 『職場改善活動』

http://www.nakagawa-firm.com/report/